■大沼こどもセンター (平成7年設計) |
コンペでの条件は、小学校の校庭の片隅に与えられた敷地と、建物の目的・必要な諸室の面積・概算予算等でしたが、私たちの提案の趣旨は以下のとおりでした。
・全体として、自由で創造的な空間を提供すること。
・外部空間では、既成の恵まれた環境を生かし、縁のデザインに気を配ること。
・内部空間では、極力間仕切りを排除し、流動的で変化に富んだ空間をつくること。
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■基本構想概念図(コンペ時) |
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小学校の校庭との一体感と連続性をはかり、既存の環境を生かしながら新たな新たな秩序を加えました。 |
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■全面道路より
右側が入り口/小学校の校庭 |
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南側に大きく開いた開口部により、開放的な施設の様子がわかります。 |
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■校庭より
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玄関の前面には、防球ネットと風除け壁があります。 |
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■校庭より、玄関と風除け壁を見る |
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波打つ庇は、子供も大人もワクワク・ドキドキさそいます。 |
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■プレイルームより玄関ホールをへて集会室を見る。中央上部と右は遊具 |
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最も大きな空間より、次第に低く・小さな空間へと変化しながら連続しています。
子供達はその中で、自由で創造的に過ごします。 |
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■プレイルームより通路をへて図書室を見る |
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プレイルームの脇に列柱と通路があり、その奥に図書室・幼児室(左)があります。
それらの空間とは格子状のタナによって仕切りつ、つつながっています。 |
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■プレイルームのファサード |
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窓には、その高さに見合った奥行きの庇を付ける。昔ながらの基本的な知恵ですが、いつの間にか忘れられつつあります。 |