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KMY邸
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KMY邸


自然素材とパッシブソーラーの家は、
見晴らしと日当たりの良い傾斜地にたつ、親子2世帯住宅です。


■ダイニングからリビング側
リビングの上部が吹き抜けで、両開き戸の奥が玄関です。
壁は真壁で構造用合板(米松)を使いました。天井はシナ合板です。

リビング・ダイニングの南側を見る-1
庭が広く、全面道路との間に段差があるので、開放的な窓が効果的です。
壁は真壁にし、柱・梁がアラワシで見せています。


リビング・ダイニングの南側を見る-2
板の間ですが障子を付けています。そもそも障子は和室という考え方はおかしく、昔の日本の民家には板の間でも障子がありました。
和室・洋室という固定観念にとらわれず、光を優しく取り込み、断熱性能にも優れた障子はとてもすてきな建具です。

リビングからダイニングを見る
西側の窓を開けるとお隣の庭を借景で眺められます。
正面の窓下の収納戸棚の左側に、冬用の暖房機器を仕込んであります。

リビングの吹き抜見上げ
真ん中の白い柱のようなものは、パッシブソーラーのダクトです。
その上には機械がのぞいています。
また、吹き抜け上部には欄間があり、一番高いところで暖気を逃がすので、冷房が無くても過ごしやすい生活が可能になります。

階段
玄関正面の階段なので、階段の段板を2本のばして飾り棚にしました。
玄関ホールを介して右側の居室は親世帯のゾーンです。
引き戸上に欄間を付けることで、夏場の空気の循環が良くなり、過ごしやすくなります。

2階ホールからリビング上部を見る
オープンでない手すりの壁は本棚になっています。

2階個室
吹き抜けを挟んで両側に個室があります。
この部屋の天井も斜めになっていて、上部で通風が出来ます。
ここでもドア上に欄間を付け、夏場の空気の循環を良くし、過ごしやしています。

■パッシブソーラーについては、こちらからどうぞ

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