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FRG邸
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FRG邸

田園的な環境に似合う2世帯住宅は、周囲に畑やビニールハウスが並ぶ郊外の敷地に、
今でも畑に出られるご高齢のご夫妻のために生活のしやすい家とすることと、
都内に住む息子さんご家族が、週末に訪ねたり、同居することも可能な家とすることをが目的でした。

■南東側ファサード
2階に息子さん達のための部屋があります。

■玄関まわり
平らな広い敷地なので、水はけを考慮して基礎高を高くしていますので、玄関の地盤との段差は大きくなります。
ここでは、(見えづらいですが)建物際にスロープを設けて、アプローチしやすくしています。

■北側
工事中の写真で、かつ不鮮明で申し訳ありませんが、北側には納屋や屋外の作業場があり、そこから土足で出入りでき、お風呂へも行かれる土間付きの勝手口があります。

■玄関ホール
玄関の段差の有無は、設計段階で実験を繰り返し、最終的に段差ありの玄関となりました。
上り下りの補助手段として手すりと腰掛けを用意しています。

■下駄箱
腰板と同じ板(シナのトラ目)を用いた下駄箱です。
写真ではわかりにくいですが、とても良い光沢があります。

■玄関ホール
左側に和室、右側に居間のあるホールで、突き当たりに、下部が仕込み扉の収納と、上部が飾り棚になっています。
突き当たりを左に折れると次の写真で、クランクして真っ直ぐ行くと勝手口(土間)に至り、その途中で右側に台所、左側に洗面脱衣室があります。

■廊下と階段
幅を広めに取った廊下と階段です。
さりげなく手すりもついています。
窓がない中廊下なので、階段上部の窓から光が入ります。

■居間
南と北側に出窓があります。
左手前が食堂になります。
仕上げ材料は、
床:複合フローリング
腰板:シナつき板合板、目透かし張
腰上壁:結露防止塗り材(ケツロナイン)
天井:シナ合板 目透かし張

■食堂から台所へ
これでテーブルが入ればばっちり決まります。
使いやすくて見た目のすっきりした心地よいデザインにまとめたつもりです。
変形した収納の中に見える物は、台所の背面収納です。(のれんではありません)

■台所内部
システムキッチンは既製品(ヤマハ)。
背面収納は製作家具で、十分に使い勝手を計算して作りました。

■和室
床の間、飾り棚、神棚があり、左の収納は、将来仏壇が必要になった際のスペースです。

■和室から主寝室へ
和室と主寝室は行き来しやすく、見通しがきくように考えました。

■広縁
和室と主寝室の庭側には広縁があり、奥行きは和室側が4尺、主寝室側が5.5尺と広めなので、椅子を出してくつろいだりすることが出来ます。

■主寝室(西側)
昨今のご高齢の方は、合理主義的に考えて、ベッドとする方が多いようで、こちらも以前からそのようにされています。
中央の出窓の手前にベッドが並び、右側の窓の所に(未施工ですが)洗面台がつきます。

■主寝室(北側)
右側のドア(大きめの引き戸)が廊下からの出入り口で、そのすぐ先にトイレがあります。
左側のドア(開いている)の先は納戸で、今風に言うとウォークインクローゼットです。

■2階ホール
ちょっと広めにとって、本棚つきのカウンターを設け、週末に帰ってきた息子さんがちょっと作業の出来るミニ書斎になります。

■2階ホール
上記の反対側より


番外編


■プレカット工場にて
従来の木造の建物では、大工さんが「下小屋」という作業場で材木(主要な構造材料)を刻み(加工し)たのですが、昨今では「プレカット」という方式を採用し、工場で加工してそれを現場に搬入し、組み立てる事が多くなっています。
今回はお施主さんと、施工会社、創夢設計担当者が「プレカット工場に一緒に行こう!」という事になり、総勢7人で行ってきました。

CAD・CAM化されたデータにそって、

■材料選び
ちょうどプレカット工場が材木屋さんと併設だったので、和室の「床柱」「地板」「框」「落とし掛」の組み合わせを、現物で確認しながら選んでいる所です。
建物を造るプロセスで、こういう事が楽しめるということも、情緒があっていいですね。


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